こんにちは、パニック障害を12 年かけて克服して、6年目をむかえるマヒロです。
今回は「苦手な環境を避け続けることのリスク」について書いていきます。
結論
パニック障害が治りません
パニック障害になると苦手な場所や環境を避けるようになります
- 電車
- 飛行機
- 行列
- 人前での発表
- 会食
上げればきりがないですよね。
分かりますよ、その気持ち。
でもですね、そのまま避け続けていたら治りません。
パニック障害はチャレンジすることでしか治らないと私の経験上、結論付けています。
- 電車に乗る挑戦
- 飛行機に乗る挑戦
- 行列に並ぶ挑戦
- 人前で発表する挑戦
- 会食する挑戦
これをクリアしていって自信に繋げていくことで、パニック障害、予期不安から解放されて、人生が前に進んでいきます。
私の具体例
たくさんあるのですが、一つだけ私が経験して克服した具体例を紹介します。
わたしは行列に並ぶのが、苦手でした。
そこで会社の経理の人が毎日売り上げの入金をするのですが、銀行のATMが2台しかなくて、「毎日混雑していて本当に嫌なんだよなー」って言ってたので、私の仕事にしてもらいました。
そこから本当につらい挑戦の始まりです。
いざATMに行ってみると本当に行列なんですよね。
月末でもないのに、都心なのに周囲にはその簡易的なATMしかないので、近くの企業さんはみなさん使っているのでしょう。
もうATMある場所まで歩いている最中からドキドキそわそわが始まり、のどの痞えや息苦しさがはじまります。
最初は本当につらくてつらくて大変でした。
諦めて列から離れて、少しだけ空いた瞬間に並び直したりも最初はありました。
もうフラフラで、事務所に戻るころにはエネルギー0の状態でした。
ですが、毎日挑戦することで、不思議と不安レベルが低下していくんです。
これはいわゆる「暴露療養」というものですが、何度も何度も同じ経験をすることによって徐々に不安を消し去る(安全であり危険ではないということを脳に理解させる)という方法ですが、これの繰り返しです。
パニック障害は脳の誤作動とも言われているのですが、要は脳に新しい情報を上書きする感じですね。
わたしはこの修行のようなチャレンジで行列を克服しました。
あんなに不安だったのに、今では問題なく行列に並んでいます。
電車にしても、会食にしてもおんなじです。
チャレンジするしかないです。
飛行機や高速道路といった環境も同じですが、わたしは仕事柄機会が多かったので、挑戦しやすかったですが、中々難しいですよね。
これに関しては今VRでの治療が始まろうとしていますので、もう少々お待ち下さい!といったところですね。
最後に
パニック障害は必ず克服できます。
完治とは言いませんが、必ず治ります。
治るという定義も難しいところではありますが、日常問題なく、人生楽しく笑って過ごす事は絶対にできますので、どうか諦めないで欲しいです。
繰り返しになりますが、苦手な環境から逃げていてはパニック障害は治りません。
言いきれます。
避けることで、発作や予期不安を避け続けることも出来ます。
でもそれは完全に不安に支配された人生を送るということです。
そんな人生は絶対に良くないと思います。
確かに怖いです。
つらい思いもすると思います。
「わたしは何をやっているんだろう」
「こんなこともできないのか」
こういった感覚に襲われたとしても、自分を絶対に嫌いにならないで下さい。
そうなると、パニック障害は脳の疾患であるはずが、どんどん心の疾患に変わっていってしまいます。
それは避けましょう。
前向きに捉えて、しんどくても目的を結果的に達成できたなら、そこに注目して、自分を褒めてあげて下さい。
パニック障害や不安症になる人は、基本的に自尊心が低いです。
自尊心を高めるのも克服への道です。
応援しています。
絶対に治りますよ☆
それではまた!
優光