パニック障害克服法

現実感喪失でつらかったこと○○つ

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現実感喪失でつらかったこと○○つ

こんにちはパニック障害を克服するチャンネルのまひろです

今回のテーマはこちら

【現実感喪失でつらかったこと6つ】

このテーマでお話をしていきます

最近はこの現実感の喪失というキーワードをよく聞くようになってきました

現実感の消失ともいいますが、わたしはこの症状に何年も苦しめられた過去があります

幸い現在ではもう7~8年この症状が出ていませんが、あの時の私と同じような、辛い症状が出ている方が、たくさんいるのではないかと思い

このテーマを選ばせて頂きました

6つあるので少し長いですが、まずつらかったことを順にお話しして、その後に考え方や改善方法、治っていく過程についてお話しをしていこうと思います

それではさっそく一つ目です

 

目が見えなくなるような恐怖感

これ、経験ありませんかね?

けして目が見えていないわけではないのに、ピントが合わないというか、焦点が合わず視界がクリアにならない

見えているようで見えていない・・・

夢の中にいるようでいない、なんとも気持ちの悪い感じ・・・

ちょっと表現が難しいのですが、これ私だけではない様です

実際にコメントやDMでも複数人いましたので、恐らくこれを聞いてくれている方の中にもいると思います

 

二つ目

記憶が定着していない感じがする

これはなんというか、自分が馬鹿になってしまったような恐怖感がありました

文字や会話が記憶として脳に定着しないような感覚です

何かを見ても脳が感知していないというか、理解している実感が湧かない感覚

間違いなく今までの自分とは違う状態・・・

これに対する恐怖感・不安感は計り知れないものでした

 

三つ目

身近な家族すら怖く見える

いったい脳内で何が起きていたのかいまだに謎ではあるのですが

私の場合は自分で飼っているチワワにすら、この症状が出ている時は恐怖感がありました

本当はすごくかわいい顔でこちらを見ているはずなのに、その顔にすら漠然とした恐怖感を持ってしまうのです

家族にしても同様起きてしまい、本当に辛かったです

 

四つ目

眩しい・ふらつく・倒れるんじゃないか

これはちょっと似ているので一緒にしていますが、とっても苦しみました

やけに光が眩しく感じたり、その影響かフラフラと足にチカラが入らず、道端や仕事中に倒れてしまうんじゃないか?という恐怖感と共に

日常を過ごしていました

これもまた本当に辛かったです

 

五つ目

家族や友人の理解が得られない

先ほどの四つ目までの内容、これを実際に人に話をしても理解を得られませんでした

家族や友人ですらまったく理解してもらえませんでした

酷いことも言われましたし、すごく冷たくされて絶望もしました

でもこれは後々考えると仕方ない事だったと感じています

こんな症状は自分がなって苦しまないと、分かるわけがないんです

この症状はみなさんが経験されているから分かるわけで、この症状になる以前の自分に同じように言ってくる人がいた場合

いったいどこまで理解が出来たと思いますか?

どんなに身近でも、ほとんど理解をしてあげられないと思います

なのでこれに関しての私の結論は【合わせてもらえたらOK】

これですね

理解はしてもらえなくても、そんな自分のペースに合わせてくれるだけで感謝した方が良いと思います

どうしても「なんで分かってくれないんだよ」「こっちはこんなに辛いんだぞ!」って言いたくなると思いますが

経験のない人にどんなに訴えかけても限度があります

コメントの中にはごく少数ですが、自分の子供がこの症状になってしまいすごく親身に考えてくれている親御さんもいらっしゃいました

すごく嬉しく思いましたし、ちょっとうらやましくも感じましたが、これはとても少ないことです

ごく一部の親御さん、しかも今のところはお母さまに限り、お子さんに寄り添ってご自身も学び、改善を目指していらっしゃる方もいます

そんなお母さまからのコメントやDMは少数ありますが、お父様からのコメントは今のところまだきておりません・・・

私も父親なので恐縮ですが、やはり母は強く優しいのでしょうね

 

ですが現状は「理解してもらえない」という方が圧倒的にコメントは多いです

逆にご家族に冷たくあしらわれたりするケースも多く、完全に理解して下さいとは言いませんが、少しだけ親身にイメージだけでもして頂けたらと思います

なので本人は高望みはせず、とりあえずでも話を聞いてもらい、自分のペースに少しでも合わせてくれているだけでラッキーくらいに思う方が良いと思います

高望みからの失望はショックが強すぎますので、逆に関係性にヒビが入ってしまう可能性もあります

周りで支える方は、少しだけイメージして頂き、少しだけ辛いんだなっていうのを知って頂き

本人は高望みし過ぎずに、甘え過ぎずにいけたら良いのかなと思います

 

さて最後に六つ目ですがこれは辛かったことというか驚いたというか、逆に安心もした部分なのですが、意外とおろそかにしてる方もいそうなのでお話しておきますが

病院の検査に異常なし

これです

これだけ自分にとっては大ごとで、人生を激変させているものなのにも関わらず

病院での脳の検査には異常が見られないんですよね

体に異常がないのであれば、逆に安心できる部分ではあるのですが、私としては「じゃあいったいこれはなんなんだよ!」というのが最初の印象でした

けっこうこれはこれでつらかったです

何か原因があってそれを治療したら治るんじゃないか?という単純な考えでいたので、脳以外にも視力検査をしてもちゃんと視力はあって問題なく

心臓の検査も問題なく・・・

「手の打ちようがないじゃないか!」

と初期のころは思っていました

これもどうしていいか分からず、悩ませる原因にもなっていました

検査に異常がない=心が弱い

という今だったら笑ってしまうような考え方をしてしまっていて、自分を責めていました(;^_^A

 

さてここまで全部で6つ、現実感の喪失でつらかったことをお話ししてきましたが、みなさんはどうでしょうか?

同じように悩んでいる方もいらっしゃるかと思います

ここからはこの症状とどのように向き合い、考え方を変え治していくのか?

という部分をお話ししていこうかと思います

これはあくまでも私の経験上の話しなので、参考程度に聞いていただき、応用して頂けたらと思います

 

それではまず、一番大切なことをお伝えします

この辛い現実感喪失を早く治そうとか、早く昔の感覚に戻りたいとか、焦らないで下さい

気持ちは痛いほど分かるのですが、この症状は【治すというより消えていく】というイメージに近いです

私自身もあの当時は治そうと必死だったのですが、短期間に何かをして治るというようなものではありませんでした

【気が付いたらあの感覚が無くなっていた】

これが私の中の結論です

実際にこの感覚になった初期の頃は、冷たい水で顔を洗ったり、目が見えなくなりそうで強烈な目薬を入れてみたり、自分を叩いてみたり

端的な方法も取ってみましたが、まったく効果はありませんでした

それに伴い、不安で、ものすごい恐怖感に囚われ息苦しくなり、余計に現実感の喪失が酷くなっていきました

これは解明されてもいませんが、私の感覚だとパニック障害からの予期不安などで息苦しくなり、脳に酸素が行かなくなることで

現実感の喪失を引き起こしているような気がしてなりません

間違いなく誘発していると思っています

ただどんなに調べても医学的な根拠は今のところ該当するものはありませんでした

なのでやはり一番の近道はこの不安の改善、症状そのものにフォーカスするのではなく、自分の考え方を変えたり、自己受容をしていくことで、日常を楽しみ、人生を自分なりに楽しく過ごす事で、パニック障害などの不安が減っていき、その結果としてこの現実感の喪失が消えていくようなイメージです

この流れが本当に大切で、わたし自身も過去の経験からこのチャンネルでお話をさせて頂いていますが、振り返ってみるとどう考えてもこの流れなんです

当時は必死で分析などは出来る余裕なんて全くなかったのですが、こうしてこのチャンネルも4年ほどやっているわけで、その中で過去の自分はどうだったか?

という部分によく辿り着きます

そうすると、今では冷静にその時のことを思い出して、分析することができるようになりました

よく「薬を飲んでも治りません」とコメントを頂くのですが

「薬そのものでは治りません」というのが私の見解です

とても役に立つとは思っていますが、あくまでも補助役です

主人公は自分自身で、前を向いて走るのは自分なんです

信頼できるドクターでも、あくまでも伴走者です

他責は全く意味がありません

それどころか足踏み状態になってしまいます

自分一人で抱え込んでプレッシャーを強く受ける必要はありませんが、自分が主人公なのはいつも忘れないで下さい

そして失敗したり、悔しい思いをしても、人は人、自分は自分です

人と比べて自分自身を嫌いになったりしないで下さい

それでは自分がとっても可哀想です

自分は頑張っているじゃないですか!

出来ない自分もしっかりと受け入れて、出来た時は小さなことでもしっかり自分を褒めて

ちゃんと自分自身を愛してあげて下さい

一回きりの人生ですから、こんな症状に振り回されて生きるのはやめていきましょう

 

という訳で今回のテーマは

【現実感の喪失になって辛かったこと6つ】

というテーマでお話をさせて頂きました

このチャンネルではパニック障害を中心に、私の過去の体験談を元に情報発信をしています

パニック障害になってしまった方、すでに数年闘病している方、周りで支える方、みんで前に進んで行けたらと思います

一緒に学びながら改善を目指しましょう

何かありましたらお気軽にコメントにてお声がけ下さい

チャネル登録・高評価もお待ちしていますね

あと一点コメントについてなのですが、返信できない場合があります

私もよく分かっていないのですが、かっこして編集済みとなっているコメントには返信が出来ないような感じになっています

何か知っている方いましたら、教えて下さい!

 

それではまたお会いしましょう

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