パニック障害克服法

パニック障害になった人の心の持ち方

更新日:

こんにちは、パニック障害を克服するチャンネルのまひろです

このチャンネルではわたしまひろ自身が20年前にパニック障害を発症して、

その後12年かけて日常を取り戻した過去のエピソード、そして現在の日常から、パニック障害のみなさんに楽しい人生を送って欲しくて、

わたしが経験したこと、そして克服していった過程をお話ししています

完全に元患者という観点であくまでも経験談ではあるのですが、先生方のお話しとはまた違った角度でお話をできると思います

是非パニック障害克服に向けて参考にして頂けたらと思います

 

それでは今日のお話しです

今日のテーマはこちら

パニック障害になった人の心の持ち方

このテーマでお話をしていきます

まずパニック障害になったら、かなりのショックとそのあとの絶望感に襲われると思います。

過去の自分に戻りたいと願ったり、他人が羨ましく思ったり、自己嫌悪に陥ったり

自信を失うってこんなにも辛いことなんだなとわたしは思いました。

日常が楽しくなくなることで、生きていくことすら辛くなっていくと思います。

心がどんどん疲れていってしまうんですよね。

私は本当にそんな感じで、自分を保つことに必死でした。

今日はそんな私自身がどうやってパニック障害を乗り越えていったかの経験談と

その際の心の持ち方についてお話しをしていきます。

 

さて、パニック障害になった時の原因不明のあの不安感は今でも覚えてはいます。

でも今となっては深く考えないとあの時の辛い心境を思い出せないくらい、当時の衝撃的な心境にはなれません

みなさんの未来もそうなっていると私は信じています

実際に克服して穏やかな日常を取り戻し、7年ほど経っていますが、本当にその程度のことになっていきますので安心して日常を過ごしていって下さい

今の状態はいずれ思い出すに思い出せない、過去の懐かしい記憶くらいになっていきます

 

今こう思っている人いませんか?

「いつまで続くんだろう」

「一生このままなのかな?」

「こんなはずじゃなかった」

こんな風に思って日常を過ごしている人がきっといると思いますが、

こう思っている時期は私は前に進むことが出来なかったです

このように考えている時は気持ちが前向きになれず、

不安や絶望、自己嫌悪が先行してしまいます

挑戦して失敗しても前向きに捉えることが出来ずに、

挑戦自体をやめてしまったりもしました

 

パニック障害の克服は時間がかかるということを、いい意味で知っておきましょう

気持ちは分かるのですが、焦ってはいけません

その焦りは治る速度を下げることになります

焦らずゆっくりと、楽しめることを楽しんでいくこと自体に、パニック障害を治していくきっかけが隠れています

 

おすすめは何か新しい趣味を見つけると良いと思います

今までやっていたことだと、昔の楽しんでいた自分と重ねてしまって、逆にやる気を下げてしまうかも知れません

私だったら今、インスタやティックトックといったスマホで出来る何かを始めると思います

当時の私は、カメラやそれを現像するという趣味をもって勉強をしだしてから、

集中する時間や、撮りに行く為に運転や電車に乗るという目的が出来て良かったのですが、

カメラはけっこうお金がかかるので、今だったらみなさんが持っている、スマホでできる趣味を探すと思います

インスタやティックトックも撮影方法を勉強したり、簡単な編集の勉強もしなくてはいけません

そういったところから、勉強して集中することや、撮影の楽しさなど、少しずつ前に進んでいけると思います

なんでもいいと思いますが、お金をかけずに楽しめることを増やしていくといいと思います

 

大切なのは不安を忘れて日常を過ごすことです

集中している時に不安は襲ってきません

そうやって一日のうちで余計なことを考えたり、不安に思ったりする時間をいかに減らしていくかが大切です

今日のテーマでもありますが、パニック障害になったら、心の持ち方が大切になってきます

最初はだれでも絶望感を感じて、周りを羨ましく思ったり、自分を責めたりしてしまうと思います。

気持ちはとっても分かります

わたし自身がそうでしたから

なかなか「パニック障害でもいいや」という考えを持つことは大変だと思いますが、

最終的にはそう思って日常を過ごしていくしかないんです

であれば、いち早くそうなれるように努力をしていくことが大切です

この気持ちを持てないとパニック障害自体にはある程度慣れてはきますが

その先に進むことがなかなかできないまま日常を過ごすことになってしまいます

医学では「受容」と呼ばれたりしますし、ここからがスタートと私の担当医は言っていたのを覚えていますが

本当にその通りです

実際にその当時の私には中々この意味が分からず、すごく難しくはあったのですが

今過去を振り返ってみると、いかに受け入れるかが本当に大切なことなんだなぁ、と感じます

私の場合は12年間という長い時間を費やしました

正確には覚えていませんが確か7年8年目くらいの時に

「このまま一生過ごしたくない」「楽しく笑って人生過ごしたい」「一度しかない人生をパニック障害に潰されたくない」

このように考え始めたのがターニングポイントだったと思います

ここまでは何とかやり過ごして日常を過ごしていただけだったと感じます

それはそれで大切なことだったとは思いますが、やはりそれ以上を目指していかないと穏やかな日常が戻ってきません

 

イメージ的なことにはなりますが、大切なことをお伝えします

私の経験上パニック障害は、治そうと思って正面からぶつかっているうちは治りません

意識してしまうと離れていってくれないんです

相手にしないようにすることが大切です

そうするといつも隣にいたパニックさんは、気が付けば少し後ろを歩いているようになります

こうなると少しですが、いつもよりも楽しく日常を過ごしていけるようになります

そうなるとよりパニックさんを意識する時間が一日を通して少なくなるわけです

そうすると今度は振り返った時に結構後ろにパニックさんは歩いています

そうすると今度はもっともっと楽しい日常を過ごす事が出来るようになります

また振り返ってみると見えなくなるくらい遠くにパニックさんは歩いています

パニック障害を治すにはこういったイメージで実際に日常を過ごしていくことが大切になっていきます

 

意識をしないこと

極端な話をしますが、みなさんパニック障害を治すためにたくさん努力をしていると思います

食生活や睡眠時間、朝の散歩やジョギング、セロトニンを増やすために日光浴をしている人もいると思いますが

大前提として「パニック障害を治す為」

こうなっていませんか?

この時点でパニック障害に囚われているんです

全て本当に大切なことですが

前提がパニック障害を治す為だけの行いと思ってしまうと逆効果になると私は経験上感じています

「こんなに頑張っているのになんで治らないの?」

「毎朝散歩してるのに効果を感じない」

こんな感じになってしまい、良いこともやらなくなってしまいます

これは前提として、「これでパニック障害が治るはずだ!」という期待があるからだと感じます

私自身がそうでした

怖い思いをして、不安になりながら色々と調べ物をして、効果がありそうなことは沢山試してきました

でも全然効果が出てこない

あれだけ効果抜群の自信ノートに関しても、パニック障害を治す為と囚われていた頃は中々効果が出なかったです

治そうと思って正面からぶつかったからです

角度を変えていきましょう

パニック障害を治す為と考えなければ、大切な自分自身にはとても効果があることをやっているはずです

 

朝の散歩を例にしてみましょう

すごく健康的ですよね

「朝の散歩は穏やかで気持ちがいいなぁ」

「通園中の幼稚園児がかわいいな」

「ここの家の前のお花は本当にきれいだな」

こんな風に他にある小さな幸せや穏やかな感情

自分の人生が豊かになるような感覚で行いましょう

歩いている最中に「これは治すためだ!」と意気込んでそれしか見えずに取り組んでもおそらく効果は薄いと思います

それどころか、そう思うことで歩行中にふらつきがあったり、家から離れる事への不安も出てきてしまいます

そっちに気持ちが持っていかれると、朝の散歩すら嫌になってしまいます

小さな目標だけ立てて、例えば町内一周だけする

歩くことを目標とせずに、なにか興味があるものがあったら

「スマホで撮影してみよう」

「このお花可愛いからインスタに上げてみよう」

こんな感じでパニックの為ではなく、自分の楽しみの為・健康の為に歩くという考え方に切り替えましょう

そういった習慣が出来ると、例えば

「もっとお花が沢山ある公園まで行ってみよう」

「こんな撮影方法があるのか、勉強して今度やってみよう」

こういった感じで調べて実際に撮影するといった勉強時間や行動時間が増えていきます

日常が楽しくなります

一日を通して、何もしていなかった頃よりも不安を感じている時間が減っていくんです

その時点でパニックさんは一歩後ろに下がってくれます

日常を楽しんで、気が付いたらパニック障害を忘れていく

この形が正解だと私は思います

(別記事↓)

パニック障害なんて本当はさ・・・

 

最初にお話ししていますが、パニック障害なんていずれは過去の思い出くらいにしかなりません

本当にその程度のものになりますから、安心して日常を過ごしましょう

不安な気持ちは分かります

わたし自身、今でも不安はたくさんあります

でもそれはパニック障害とは関係のない不安です

人間である以上、不安というものは常にあります

それは人として正常なことであり、そもそも不安自体が特別なことではないんです

パニック障害になる前だって本当は不安てあったんです

不思議なことにパニック障害になると、「昔は不安なんてなかった」と勘違いを起こしてしまいます

忘れてしまうんですよね

あったんですよ、パニック障害になる前だって

そのお話しはまたの機会にしますが、パニック障害になる前の自分と比べずに、今の自分を大切にして日常を過ごしてくださいね

必ず治りますし、楽しい日常も過ごしていけますから、どうか悲観せずに前向きに進んでいって欲しいと思います

それでは今日のお話しはこのへんにさせてもらいますが、

最後にいつものようにお願いをさせて下さい

このチャンネルでは、みんなでパニック障害を克服していきたいと考えていますので、

ご自身の克服方法や、効果のあったおすすめのグッズなど、誰かの役に立つようなお話があれば是非ともコメントをお願いします

コメントをくれている方の中には、みなさんと同じ状況の中、現在前向きに進んでいる方や、すでに克服して日常を過ごしている方のコメントもありますので、是非参考にしてみて下さい

 

それでは今日のお話しはここまでです

またお会いしましょう

 

-パニック障害克服法
-

Copyright© ぱにブロ , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.