こんにちは、ぱにブロのマヒロです。
今回の記事は行動力をテーマに書いていこうと思います。
以前に【パニック障害を克服したらどうなった?】という動画を作りましたが、そこではパニック障害を克服しても、例えそれが完治したとしても行動しなければ人生は何も変わらないという話をしました。
小さなことほどすぐ行動
例えば「コンビニ行こうかな」って思ったとしますよね。
レジに並ぶの嫌だな
明るい店内って具合悪くなる
こういう風に思っちゃって、ゴロゴロしたりちょっと予期不安になっちゃったり・・・
結構あるんですよね。
分かりますよ、気持ちは。
ですが是非とも実行してみて欲しいです。
色々と考えていると余計な不安や心配事が出てきて、行動を鈍らせます。
もしそれで行かなければ、自信を失ったり理由を付けて逃げてしまう癖がついてしまいます。
これが繰り返されると身動きが取れなくなってしまい、実際パニック障害が良くなったとしても、行動力がなくめんどくさがり屋になってしまいます。
深く考えないようにする
実際コンビニやスーパーなどちょっとした買い出しに伴う恐怖感はパニック障害を克服していく中では、割とレベルの低いことではあります。
高速道路の運転や飛行機に乗っての海外旅行など、この手の克服に比べて実行しやすく経験も積みやすいです。
こういった割と手軽にできることを深く考えて不安になって、克服のチャンスを先延ばしにするのはあまり良くないと私は思っています。
行動するチャンスを逃さない
パニック障害になると、行動範囲が狭くなります。
どこかに行こうかな、、
あれやってみようかな、、
みたいなタイミングって結構少なくなってしまうんですよね。
だからこそ、ちょっとやってみよう、行ってみようって思ったときは、深く考えずに行動して欲しいです。
それは小さなタイミングだと思ってください。
鬱状態が酷い時や、時期によっては何もしたくない気持ちになります。
そういったときは休んでていいと思うのですが、ちょっとでもやる気が出た時はなるべく実行をおすすめします。
やる気がない時は、何にもしないのがおすすめです。
無理してもいいことありません。
私の場合は無理をして何度も挫折して、それはそれでダメージが大きかったので、あくまでもやる気が出た時のお話です☆
パニック障害を克服した後にもおすすめ
私自身パニック障害を克服して6年目に入りましたが、買い物に行けるようになっても、電車に乗れるようになっても、何だかんだ理由を付けて行動しないこともあります。
これは変な話ですが、私自身パニック障害が治ったら何でもできる。
行きたい所にはどんどん行こうって思ってました。
でもどうでしょうか、、、
実際は行けるのにめんどくさかったりして行かないことが多い。。
逆にパニック障害のせいにしていただけなのかも知れません。
実際不安がなくなっても行動力がなければ何にもしません。。
(だらしない自分が丸見えになりました汗)
なのでパニック障害と戦っている最中から克服後に向けて、行動力を付けておくことを強くおすすめします。
やるべきことをやるって難しいんですよね。
例えば、、
役所に行って手続きをしなきゃいけないことってあったりしますよね。
私の場合、パニック障害の頃は、、
- 待っている間に発作が起きたらどうしよう
- 役所のエレベーター乗るのが恐い
- 担当の人と話している時に発作が起きたらどうしよう
- 駐車場は確か地下だったよな
こんな風に考えてしまって、逃げ回っていました。
そしてそんな自分に対して、「パニック障害だからしょうがない」って言い聞かせてました。
でもこれ、不安症がなくなっても行きませんよ、めんどくさくて汗
こんな感じで、行動力っていうのはパニック障害とは関係なく付けていくものだと思います。
勘違いの嵐
そして気が付きました。
パニック障害になる以前の自分って皆さんかなり良い自分を想像していませんか?
- パニック障害になる前は何でもできた
- こんな自分は本当に自分じゃない
- パニック障害になったから自分はこんなことも出来なくなった
私は相当に美化していましたよ。
まるでパニック症になる前の自分はスーパーマンみたいな感覚でした。
でもよく考えるとそんなことはなくって、ただ小さなことに不安や緊張感を持っていなかっただけで、実際はなんの変化もなかったんですよね。
この勘違いというか、認識のズレを正しくしましょう。
パニック障害になるとショックも大きくて、過去の自分を忘れてしまいます。
思い出そうとすればするだけ、過去は美化されていきます。
それは悪循環なんですよ。
良くないこと。
過去も現在も自分は自分です。
パニック障害になると、それに囚われてしまいます。
「早く治さなきゃ」
「こんなの本当の自分じゃない」
こんな感じで焦って負のスパイラルにハマります。
そこでちゃんと冷静になって、今の自分が本当の自分なんだって受け入れることが大切。
そして、そんな自分をちゃんと愛してあげて、未来に向き合っていくというのが、本当に必要です。
そうしないと例えパニック障害が完全に完治したとしても、良い人生を歩むことなんてできません。
小さなことでもすぐに実行してみて下さい。
そして出来たことや達成できた目標があれば、しっかり認めて自分を肯定しましょう。
どんなに小さなチャレンジでもですよ。
これも私にあったことですが、最初にコンビニに行って買い物して帰って来れた時、こう思いました。
「俺はこんなことをするにも疲れ切ってしまうのか」
「情けない・・・」
これアウトです。
せっかくの挑戦が台無しです。
「やったー!コンビニ行ってこれた!!」
「俺ってスゲー!!」
このマインドが大切です。
まわりに馬鹿にされても全然オッケーです。
せっかくパニック障害になったんですから、この際、図太く自分をアップデートしてしまいましょう☆
人は自信を付けることで生きている
ちょっと小学2年生の時のエピソードを話しますね。
徒歩15分ほどのスーパーに初めて一人で買い物に行きました。
いわゆる「初めてのおつかい」ってやつです。。
何を買ったのかは忘れましたが、確か野菜だったと思います。
覚えているのは、緊張しながらレジに並んで買った後に、商品をもらうの忘れてスーパーを出たところで、レジを担当してくれたおばさんが追いかけてきて、「これ忘れてるよー」って渡してくれました。
はい、大失敗ですね笑
家に帰って母に聞かれました。
「大丈夫だった?」
私は恥ずかしさなのか悔しさなのか事実を話しませんでした。
ただ今でもはっきり覚えているのは
「次は絶対成功させる」
っていう気持ちです。
言いたかったのは、例え挑戦して具合悪くなって引き返しても、目標を達成したけど疲れ切ってしまっても、それにめげずに次の挑戦に繋げること。
そして、経験を積むことで自信を付けていくことです。
最初はみんな不安で緊張するんです。
出来なかったことです。
それが大人になるにつれて、当然のように出来ることが増える。
そしてある日突然の発作からすべてが崩れ落ちて振り出しに戻る。
確かに辛いですよ。
私だって絶望しました。
でも振り出しに戻っただけ。
また積み上げれば自信は取り戻せるんです。
時間はかかるかも知れませんけど、いいじゃないですか!
そこに対して絶望しても時間は止まってくれません。
共に歩んでいくしかないんですよ。
大丈夫ですよ。
実際こどもの時より時間はかかりませんよ。
最後に
今回は「思い立ったらすぐ行動」というテーマで、小さなチャレンジについて書きました。
パニック障害になると、小さなチャレンジをしたり、思い立ったらすぐ行動っていうのが中々難しくなります。
でもこの行動する習慣を付けていくことで、人生が豊かになると私は思っています。
私自身が今頑張っている部分でもあるんですが、これは絶対に必要だと思います。
そうじゃないと、いざパニック障害を克服しても何にもしない人、どこにも行かない人、行動しない人になっちゃいます。
私自身パニック障害を克服するのに12年もかかってしまいました。
でも再発もなく克服して6年目に入ります。
今後再発するかも知れませんが、全然怖くもないです。
パニック障害を完全に克服するのがもう目標じゃないからです。
以前はパニック障害を克服する為にだけ生きていたような感じがしますが、実際克服してもそれだけでは到底幸せには生きていけないということが分かりましたし。
小さなチャレンジをして下さい。
この世のすべての人がそのチャレンジを馬鹿にしたとしても、私は絶対に馬鹿にしません。
一緒に喜びたいと心から思います。
いつも応援しています☆
それではまた☆
優光