パニック障害克服法

苦手な環境を避け続けることのリスク

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Sasin TipchaiによるPixabayからの画像

こんにちは、パニック障害を12 年かけて克服して、6年目をむかえるマヒロです。

今回は「苦手な環境を避け続けることのリスク」について書いていきます。

結論

パニック障害が治りません

パニック障害になると苦手な場所や環境を避けるようになります

  • 電車
  • 飛行機
  • 行列
  • 人前での発表
  • 会食

上げればきりがないですよね。

分かりますよ、その気持ち。

でもですね、そのまま避け続けていたら治りません。

パニック障害はチャレンジすることでしか治らないと私の経験上、結論付けています。

  • 電車に乗る挑戦
  • 飛行機に乗る挑戦
  • 行列に並ぶ挑戦
  • 人前で発表する挑戦
  • 会食する挑戦

これをクリアしていって自信に繋げていくことで、パニック障害、予期不安から解放されて、人生が前に進んでいきます。

私の具体例

たくさんあるのですが、一つだけ私が経験して克服した具体例を紹介します。

わたしは行列に並ぶのが、苦手でした。

そこで会社の経理の人が毎日売り上げの入金をするのですが、銀行のATMが2台しかなくて、「毎日混雑していて本当に嫌なんだよなー」って言ってたので、私の仕事にしてもらいました。

そこから本当につらい挑戦の始まりです。

いざATMに行ってみると本当に行列なんですよね。

月末でもないのに、都心なのに周囲にはその簡易的なATMしかないので、近くの企業さんはみなさん使っているのでしょう。

もうATMある場所まで歩いている最中からドキドキそわそわが始まり、のどの痞えや息苦しさがはじまります。

最初は本当につらくてつらくて大変でした。

諦めて列から離れて、少しだけ空いた瞬間に並び直したりも最初はありました。

もうフラフラで、事務所に戻るころにはエネルギー0の状態でした。

ですが、毎日挑戦することで、不思議と不安レベルが低下していくんです。

これはいわゆる「暴露療養」というものですが、何度も何度も同じ経験をすることによって徐々に不安を消し去る(安全であり危険ではないということを脳に理解させる)という方法ですが、これの繰り返しです。

パニック障害は脳の誤作動とも言われているのですが、要は脳に新しい情報を上書きする感じですね。

わたしはこの修行のようなチャレンジで行列を克服しました。

あんなに不安だったのに、今では問題なく行列に並んでいます。

電車にしても、会食にしてもおんなじです。

チャレンジするしかないです。

飛行機や高速道路といった環境も同じですが、わたしは仕事柄機会が多かったので、挑戦しやすかったですが、中々難しいですよね。

これに関しては今VRでの治療が始まろうとしていますので、もう少々お待ち下さい!といったところですね。

最後に

パニック障害は必ず克服できます。

完治とは言いませんが、必ず治ります。

治るという定義も難しいところではありますが、日常問題なく、人生楽しく笑って過ごす事は絶対にできますので、どうか諦めないで欲しいです。

繰り返しになりますが、苦手な環境から逃げていてはパニック障害は治りません。

言いきれます。

避けることで、発作や予期不安を避け続けることも出来ます。

でもそれは完全に不安に支配された人生を送るということです。

そんな人生は絶対に良くないと思います。

確かに怖いです。

つらい思いもすると思います。

「わたしは何をやっているんだろう」

「こんなこともできないのか」

こういった感覚に襲われたとしても、自分を絶対に嫌いにならないで下さい。

そうなると、パニック障害は脳の疾患であるはずが、どんどん心の疾患に変わっていってしまいます。

それは避けましょう。

前向きに捉えて、しんどくても目的を結果的に達成できたなら、そこに注目して、自分を褒めてあげて下さい。

パニック障害や不安症になる人は、基本的に自尊心が低いです。

自尊心を高めるのも克服への道です。

応援しています。

絶対に治りますよ☆

それではまた!

優光

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