こんにちは、まひろです。
今日は、
【寛解ってどういう状態なのか?】
っていう部分のお話をしていこうと思います。
寛解とは?
結論から書いていきます。
- 症状が出ない期間が続いている
- 「もう大丈夫だな」と自分で思える
この二つだけです。
寛解と完治は違います。
精神科や心療内科の先生たちが、なぜ完治という表現を使わないのかというと、精神疾患における再発率が50%を越えているからです。
そう聞くと不安に思うかもしれませんが、あえて書きます。
なんでかっていうと、調子が良くなって寛解したからといって再発してしまったらまた絶望しますよね。
私はこれを知らなかったので、寛解して調子がいい期間が続きましたが何度も再発して、「もう一生このまま治らないんだな」って思ってたからです。
風邪は年に一回や二回は引いたりしますが、毎年骨折はしないですよね。
風邪の場合「完治した!」とか大喜びしますかね。。
骨折だったら「完治した!」って喜びますが!
鬱病で【心の風邪】なんて表現はよく聞くと思いますが、ちょっと当たってるなぁと思いますが、たまになったりしちゃうモノなのではないでしょうか。
知識がないって怖いことなんです。
確かにパニック障害や不安症が酷い時は、情報に触れることが怖いですよね。
私もそうでした。
ネットの情報や本を読むと余計に不安になったり、苦手な場所が増えたりしていました。
でも安心してください。
再発を繰り返しながら、パニック障害は治っていきますので。
再発についての知識
パニック障害、不安症、鬱病といった精神疾患は再発がつきものです。
これはいい意味でちゃんと理解しておいてください。
まず1/3の人が3か月から6か月以内に再発してしまします。
そして1/3の人が数年以内に再発してしまいます。
残りの1/3人は再発せずに人生を歩みます。
こう聞くと不安になると思いますが、大丈夫です。
必ず三番目の残りの1/3の人になれますので。
この再発せずに人生を歩むまでには時間がかかるという事。
私もそうでした。
私自身再発せずに6年目を迎えましたが、またいつ再発してしまうかは分かりません。
ですが、もうそのあたりは諦めて受け入れていますので、多少落ち込むかもしれませんが、どうでもいいや!って思ってます笑
「いつになったら症状が出なくなるんだろう」
と思ってしまいますよね。
分かります。
でも、過去の私自身に言えるならば、
「症状出なくなっても、またすぐに出ちゃうからそれより人生楽しもうぜ!」
です。
調子が良くなるとメッチャテンションが上がりますよね。
嬉しくなっちゃいます。
でもすぐに調子が悪くなってしまい落ち込んだりする経験ありませんか?
大丈夫です。
それ正常です。
今のところパニック障害になっていきなり治ったとか、すぐに調子が良くなってそれ以降まったく何にも症状出てないって人に出会っていません。
なので再発や調子悪くなるってことは、寛解する過程の中で必然的なことなので、不安に思わないようにしましょう。
部分寛解とは
読んで字のごとく、部分的に寛解しているという事ですね。
これは私自身もパニック障害を克服していくうえでも、後半の方はこの状態でした。
「レジに並べるようにはなったけど、高速道路の運転はまだ自信がないなぁ」
こういった感じですね。
苦手な場所はまだあるけど、克服した部分もある
最後の方に残るのは、練習しづらい場所になります。
毎日通勤で高速道路に乗ってれば早く克服できるでしょうし、毎日飛行機に乗っていれば克服できます。
スーバーへは比較的行きやすいので、克服出来ました!って人が多いんだと私は思っています。
分かりますか?
治るんです。克服できるんですよ!
最後に
さて、この記事では寛解について触れてきました。
寛解自体はすぐにでもします。
ですが再発もすぐに起きます。
これはもう仕方ないです。
「いつ治りますか?」「どのくらいの期間かかりますか?」
分かります、本当にその気持ちわかります。
でも、そう思っているうちは再発を頻発すると感じています。
私自身がそうでしたので。
「もういいや」「このまま生きよう」
そう思って生きました。
そしたら徐々に気持ちが軽くなって、楽しめるようになって、どんどん寛解して、再発しなくなりました。
正確にいうと小さな再発を繰り返しているのかも知れないですが、再発と思っていないというか、気にしていないというか、落ち込まなくったのかも知れません。
それ自体が
【パニック障害を克服する】
ということなのかも知れませんね。
もう一度書きますが、精神疾患の再発率は50%を越えています。
再発するのが普通の事なんです。
でも再発を繰り返しているうちに、少しずつでも受け入れて下さい。
再発した自分を責めないで欲しいです。
どんな自分も大切な自分じゃないですか?
自分が自分を愛してあげないとダメです。
そしたら受け入れていけるはずですよ。
パニック障害は必ず克服できます。
克服や治るといった定義は難しいところではありますが、自分自身が人生を楽しんで、笑顔で生きていればそれは克服している状態だと思います。
パニック障害が治ったところで、不安なものは不安だし、怖いものは怖いですよ。
将来の不安、病気の不安、仕事の悩み、お金の悩み、人間関係など。
客観的に考えるとそうですよね?
パニック障害じゃなかったとしても、このあたりの悩みは大半の人が抱えています。
なので精神疾患があるとかないとかではなく、笑って楽しく人生を歩むのが、最大の目標なのではないでしょうか。
私自身、パニック障害からは解放されましたが、コロナショックの影響で絶賛失業寸前です笑
でも、どんな時でも笑って楽しく人生を歩みたいと思っています。
みなさんのこと、心から応援しています。
それではまた☆
優光