こんにちは、マヒロです。
パニック障害を12年かけて克服し、現在6年目をむかえました。
このブログでは私の経験談を元に、パニック症の克服方法をお話しています。
さて今回は、タイトルにある通り「パニック症でもいいや」という考え方についてお話していきます。
この考え方を受け入れた時、パニック症克服に向かって大きく動き出しますので、読んで頂けると幸いです。
結論:「パニック症でもいいや」と受け入れることで、90%治っています
いつものように結論から話していきますが、「パニック症でもいいや」と自分自身が受け入れると、急激にパニック症を持ちながらの人生が輝き始めます。
心療内科の先生も「受容からはじまる」と言っていました。
自分のネガティブな部分であったり、コンプレックスであったりする部分を受け入れる。
「不安発作が起きちゃったけど、私はパニック症だからしょうがない!」
このように軽く受け流してしまうこと。
これが非常に大切です。
わたしがよくあったのが、発作が起きたり予期不安が起きるたびに
「自分は弱い奴だ」
「情けない」
「最近調子が良かったのにまた振り出しに戻った」
こういった感覚になってしまい、先に進むことができませんでした。
これではいつまでたっても同じことの繰り返しです。
まずは受容すること、完全に受け入れる努力をしましょう。
難しいようですが、いい意味で諦めてしまえばいい話です。
これを身に着けてしまえば、克服後に違う事でネガティブになったとしても、いい意味で諦めて前に進む力も付きます。
今のうちに身に着けるのが良いと思います。
私の具体例
私は何年も前に進めずに、いつも不安に襲われるたびに、希望を失っていました。
「一生このままなのか、人生終わったな」って。
でもその状態が何年も続くと、「もうずっとこのままなら、このままの状態で人生楽しむしかない」
と開き直ったのです。
これが私の中での受容だったんだと今では思います。
ここからの私は負のスパイラルから正のスパイラルに向かっていったと思います。
具合が悪くなるかも知れないけど、いろんな所へ行きました。
とうぜん具合が悪くなったりもしました。
でも、その間に大丈夫な時間もたくさんありました。
なのでその時間を大切にしました。
思いっきり楽しみました。
帰りの電車やバスが大変だったことも沢山あります。
でも楽しみ始めると、
「また楽しみに行きたい」
と思うようになってきました。
どんどん毎日が楽しくなりました。
何度も挑戦し、予期不安に苦しみましたが、笑っている時間が増えました。
興味のあることも増えました。
「具合が悪くなったら、それはその時に考えればいいし」
そう思ったりしました。
こんな生活を繰り返していくたびに、不安はどんどん消えていきました。
今思う事は、
「人生は楽しむもの」
この一言ですかね。
世の中にはいろいろな病気があります。
治らない病気もあるし、命を落としてしまう病気も残念ながらあります。
幸運なことに
「パニック症で死ぬことはありません」
たまに調子が悪くなってもいいじゃないですか。
何一つ悪くないし、あなたのせいじゃないです。
迷惑をかけてしまうかも知れないですが、いいじゃないですか。
あなたの人生です!
楽しみましょうよ!
先日、同僚にめちゃんこ迷惑をかけられました。
3か月ぶりのリアル飲み会に行ったらしく、思い切り潰れ、同僚の連れが私に連絡をしてきて、迎えに行きました。
意識はありましたが、服まで汚していて、とても車に乗れるような状態ではななかったですが、ドンキホーテでレジャーシートを買って車に敷いて、担ぎこみました。
家まで行って、深夜に同僚の家族にバトンタッチしました。
とんでもなく迷惑な話です。
でもその同僚から謝罪はあったものの、元気にわたしに話しかけてきて、「飲みに行こうぜー」なんて言ってきます。
この時期じゃなきゃ焼肉でも奢らせる勢いですが、今は我慢しています。
この話、何が言いたいかというと、
「パニック症の方が迷惑じゃない」
ってことです。
全然大したことなです。
別に意識が混濁して、汚物で服を汚すこともないし、発作が起きても落ち着けば自力で帰れます。
ベロベロになったうちの同僚の方がよっぽど迷惑をかけています笑
なので、何度か発作を起こして、誰かに助けられても大したことないです。
「ありがとうございます。」
「ちょっと発作が出てしまって、、」
「助かりました」
これでいいじゃないですか!
パニック症の認知度はどんどん上がってきています。
数年後には大半の人が知っている疾患になっているでしょう。
安心して下さい。
日本に700万人以上、同じ症状の人がいます。
まず、あなたは一人じゃありません。
700万人もいますし、わたしも克服したとはいえ、同じ症状を経験した仲間です。
安心して下さい☆
受容しましょう!受け入れて下さい!
それがパニック症を治すには必要なことなので☆
というわけで、今回のお話はこのへんで!