こんにちは
パニック障害を克服するチャンネルのまひろです
今日のテーマはこちら
【心療内科へ行ってみよう】
このテーマでお話をしていきます
さて最近は気温が上がったと思ったらまた寒くなったりと不安定な日々が続いておりますが、
それに伴い気持ちがソワソワしたり、調子を崩したりすることも多いかと思います
パニック症はもちろん、うつ病や現実感の消失といった症状はご存じの方や経験されている方も多いと思いますが、
季節の変わり目などでも、だいぶ影響してしまいますよね
私自身も季節の変わり目や天候が安定しない時期などはすぐ調子を崩して、症状のぶり返しなどを経験してきました
今日は既存の疾患をお持ちの方も、今まで何にも気にせずに生きてきたのに、「最近なんか調子が悪いなぁ」
といった方向けに「気軽に心療内科に行ってみようよ!」というお話をしていきたいと思います
現代はストレス社会とも言われています
便利になった分、他の人と比べてしまったり、他の人のキラキラした部分がSNSを通して身近になってきているのも
けっこう関係しているかも知れませんね
心療内科のハードルは下がりつつあると思いますが、まだまだ偏見も多いのが現状です
そんな中でもっと気軽に、自分らしく生きていく為に心療内科への不安を少しでも減らしていけたらと思っています
今回はパニック障害限定でのお話しではないので、パニック障害ではない方も気軽に見て下さいね
さて、心療内科に行く場合、どんな事が引っかかるかちょっと昔の自分を思い返してみました
自分が思っていたことを何個か書きだしてみます
- 心療内科・精神科に行くことになってしまった、あるいは行かなくてはいけなくなった自分自身への嫌悪感
- 自分は心が弱い奴なんじゃないかという自分自身への不信感
- 薬漬けにされてしまうんじゃないかという恐怖感
- 最悪入院なんてことになったらどうしよう
- 人に知られたら恥ずかしい
こんな感じでしょうかね
先に言っておきますが、こんなのは全部勘違いで全然どうでも良い事なんです
まず、こんな考えを持っていたら良い方向へは進めません
治療のスタートラインに立つことすらできません
私がそうでした
この考えのせいで数年無駄にしたくらいに感じています
でもどうしてこう考えてしまうのか?という疑問に行き当たったので、ちょっと考えてみました
まず現代の人って、基本的には子供の頃から風邪を引いたら内科へ行き、けがをしたら整形外科へ行き
歯が痛くなったら歯医者さんへ行っていたと思います
高熱が出たり、骨折したり、虫歯になったり・・・
これは完全にこの事象が発生して、尚且つ周りの人たちにも多く、必然的に病院へ行くことが当たり前のことだったから
恐怖心はあったかも知れませんが、まぁみんながそうしている当然の事だった訳です
でもそれが未知なるもの、世間で言う【精神疾患】と呼ばれるものだったらどうでしょうか?
今でこそ少しは認知されてきていて、社会的にも認められているというか、学校や会社でもそういった方が増えてきてはいると思いますが
それは完全に【他人事】だった訳です
もっと言うと、それは知られていなかっただけで昔からあり、会社で上司に言ったところで「お前は根性がない!」くらいで片付けられていただけです
現代では鬱病の人が出て、学校や仕事に来なくなるとかは割と身近だったりするはずです
でもそれはやはり【他人事】
というかなったこともないので、そこまで心配に思ったり関心を持てなかったりするんですよね
もしかしたら、そんな人を見て、皆さん自身が「精神病で仕事に来ないなんて・・・」とか思っていたのかも知れません
「そんな精神疾患の疑いが自分にあるかも知れない」
まぁメチャメチャ不安になるし落ち込みますよね笑
「自分は精神病とは無縁だ!」と思ってきた人ほどなりやすかったりもします
そんな人ほど心療内科に行くことを拒んでしまいがちです
もし最悪な診断をされた場合、認めたくないという気持ちから、受診を遠ざけてしまうんでしょう
はい、何を隠そうこれは過去の私です(;^_^A
パニック障害になる前の私はすごく活発で、良くも悪くもいわゆる元気でイケイケなタイプな人間でした
輪の中心にいて人を引っ張るチカラもありましたが、今考えると人の気持ちを尊重するといったことには、だいぶ欠けていたと自負しています(;^_^A
そんなタイプの人間でしたから、当然ちょっと調子が悪くても「気にしないようにしよう」「気合いが足りない」とか考えてしまい
受診することを遠ざけていました
これは今思い返すと、完全に最悪な結果となりました
恐怖心や恥ずかしさから、受診しないことで、症状が慢性化してしまったんですよね
パニック障害に限らず、早期発見は医療の鉄則です
適切な診断と治療で完治の確率は何倍にも上がります
それをつまらない偏見やプライドで私は自爆してしまいました
だから声を大きくして言いたいんです
「心療内科に行こうよ!!!」
大丈夫です
現代では右を見ても左を見ても、そこらじゅう心療内科だらけです
住宅街にだってあるじゃないですか!
何にも恥ずかしいことなんかないです
一番大事なのは自分自身と、この先の人生です
つまらない意地を張って、取り返しのつかないことになってしまいます
「最近息苦しく感じることがある」「全然寝れない」「電車に乗るとくらくらする」
何か感じることがあれば心療内科に行ってみましょう
熱が出たら内科に行くし、足ひねったら整形外科に行くし、歯が痛くなったら歯医者に行きますよね?
昔から知ってる症状じゃないかも知れないですけど、それは何かのサインかも知れない
ちょっと薬飲んだら防止できる疾患かも知れない
気軽に行って欲しいです
薬漬けになんかなりません
変なドクターがこの世に存在するのは事実ですが、それはまた違う動画でも作りますので見て欲しいですが
基本的にはドクターはたくさん勉強していて患者と向き合い治療するのが仕事です
安心して病院に行って大丈夫です
これはパニック障害を克服して数年経ち、このチャンネルを作ってから知ったことですが
【心=脳】です
心が弱いとかそういうことはなくて
基本的にそれは脳に影響されるものです
疲れやストレスで脳が誤作動してしまう
ただそれだけなんです
それがちょっとした症状となって出てくることがあるだけ
そんな感じに気軽に考えていきましょう
誤作動を治せばよいだけですから
【重く考えずに気軽に受診する】
こう考えて行って欲しいです
心療内科に行くには
さていざ心療内科に行くにはどうしたら良いのか?
まぁこれは検索して病院のホームページを見ればすぐに分かることなので
その病院のやり方に沿って予約を取ればオッケーです
ですが初診に行った際にちょっと私自身がびっくりしたことがあるので
大事な部分なのでお伝えしておきます
- 予約制のところがほとんど(新規を受け付けていないところもあったりします)
- 予約しているのに、予約時間から1時間とか待つことも結構ある
- 初診は15分から長くて30分くらいで、再診はまさかの5分程度
- 受診している人がかなり多い
このあたりが2000代前半に通い始めた私自身が体験してびっくりしたことです
びっくりしつつ不満でした笑
ただこれは現代でも改善していません
書籍で知ったのですが、それは医療機関の体制というかシステム的に現状変えることが難しい問題の様です
これは絶対に先に知っておいた方がいいです
これを知らないと、そもそもの心療内科に行き初めに不信感や不満に繋がり、通う事が嫌になってしまいます
人気の心療内科も結構あって、新規の患者さんをストップしているところもあったりします
ドクター一人で診られる患者数には実際限度がありますからね
予約時間問題ですが
これも仕方ないですね
「最初は17時から予約してるのに、いったいいつになるんだよ!!」とすごく不満でした
私の場合はパニック障害ですから、ロビーで待っている時間すら苦痛で息苦しいわけです
何度受付の人に言って、外に出て待っていた事か(;^_^A
でも時間がどんどん押していくのは心療内科では多いし、現代でも改善はされていないと思います
毎年花粉症の時期になると、あえて心療内科に予約を入れてリサーチに行くのですが
つい先日もヒノキ花粉が始まったので、初診で心療内科を予約しましたが
予約時間から40分程度待ちました
初診優先とか再診優先とか病院によって違うのかまでは分かりませんが、
私が予約時間5分前についたのですが、後から来た人が4組くらい先に呼ばれていたので
再診が優先だったのか、まさかの私は忘れられていたのか、花粉症の受診だったのが原因なのか
それは分かりませんでしたが
「やっぱり心療内科は待つんだなぁ」という印象でした
なのでそういうものと思って、可能であれば受付の人におおよその時間を聞いて外出してしまうのは良い手かも知れません
初診の時間についてはちょっと20年近くも前の話しで正確には覚えていないのですが、確か長かったはずです
幼少期からの家族構成や生い立ちなどを聞かれて、先生がパソコンに入力していってました
ちなみに僕の担当の先生は、タイピングがすごく遅くてびっくりしたのを覚えています笑
それでも30分くらいだったでしょうか
その病院は開業して間もない時期でしたので
先生も言っていましたが患者数はそこまで多くなかったはずです
それでも1時間とか診察をしてくれる訳ではありません
最初私自身勝手に勘違いをしていたのですが
心療内科はなにかカウンセリングみたいなことをするのではないか?
みたいな感じに長時間かけて話をしっかりするイメージでしたので
「ちゃんと診てくれてない」という印象も持ったのも確かです
でもその先生は「大丈夫、絶対治りますから一緒に頑張りましょう」
と私の目を見て言ってくれました
あの時の「やっと自分のことを治してくれる人が見つかった」というような体感は今でも忘れません
ただその発言はドクターとしての発言としてはどうだったかは置いておきます
どうやらそういった発言は一般的には控えるようです
それでも闇の中にいた私自身には、太陽のような存在が出現したことには違いありませんでした
再診の話しも少ししますね
この再診ですが、当初は知識が無いので再診時間の短さに衝撃を受けました
5分~10分くらいです
私はたくさん話を聞いてくれるものだと勘違いしていたので
すごく不満を持ってしまいました
「さっきの人はすごく長かったのに!!」
とか思ったりもしていました
でもこれは書籍で学びましたが、システム上仕方のないことです
現代医療の改善部分でもあるかも知れませんが
圧倒的に先生が足りていないのもありますね
なのでみなさんには最初から【再診は短い】というのを知っておいて欲しいです
おすすめなのは3行日記や自分観察のメモです
これを先生に渡してしまいます
先に先生に自分の前回の受診から今日までどうだったかをザーッと見てもらい
そこから話をすすめると短時間でもスムーズです
私はパニック障害ですから診察室も苦手なので
上手く話すことなんて出来ませんでしたから
これはパニック障害じゃなくてもどんな病気でも病院に通うにはいい方法だと思っています
あとすごく感じたのは
心療内科に通う人の多さ
先ほどお伝えしたように私は開業間もないころに初診にいきましたので
診察券の番号が10番台だったのですが、一年くらい後に先生との談笑中に「もう数百人台になってるんです」
と言っていたので、その多さにびっくりしたのと「みんな症状は違えど同じような人がたくさんいるんだな」って思ったのを覚えています
こんな感じで心療内科というのは不思議な文化があったりもするのですが、言いたいのは「もっと身近な存在にしていこうよ!」
ということです
自分では気が付かないかも知れませんが、ストレスというものは日々かなりかかってきているんです
多分都会だからとか田舎だからとかも関係ありません
心は疲れていくんです
心=脳です
ちょっと異変を感じたらまずは内科に行っても良いです
そこで最近の様子を伝えたら心療内科をおすすめされるかも知れません
そんな時にどうかびっくりしないで下さい
偏見やプライドから心療内科を遠ざけないで欲しいです
早期発見が一番大切だと思います
今日のお話しは【気軽に心療内科に行って欲しい】
という思いからテーマを決めました
過去の私自身が、心療内科に行くことを躊躇った為に慢性化し、その後の人生を変えてしまった部分が大きいと思っています
どうかみなさんには、もっと気軽に心療内科を受診して頂き
早い段階で解決して欲しいと思います
もしかしたらご自身ではなく、家族や友人・パートナーといった周りの人が何かのサインを出している場合もあるかと思います
そんな時は是非チカラになってあげて下さい
人は一人では生きていけません
助け合うことが大切だと思います
それは家族や友人・パートナー、そして心療内科の先生だったりもするんです
重たく考えずに、気軽に心療内科に行ってみて下さい
それでは今日のお話しはここまでです
このチャンネルではパニック障害を中心に、私の過去の体験談を元に情報発信をしています
パニック障害になってしまった方、すでに数年闘病している方、周りで支える方みんで前に進んで行けたらと思います
一緒に学びながら改善を目指しましょう
何かありましたらお気軽にコメントにてお声がけ下さい
チャネル登録・高評価もお待ちしていますね
それではまたお会いしましょう